本日は骨粗鬆症デー|宮整形外科クリニック|和歌山市秋月の整形外科

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本日は骨粗鬆症デー|宮整形外科クリニック|和歌山市秋月の整形外科

本日は骨粗鬆症デー

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こんにちは。

院長の妻の井口理沙と申します。

本日10月20日は、骨粗鬆症デーということで、骨粗鬆症マネージャーとして少しお話しさせて頂きます。

 

まず、骨粗鬆症とは、骨の強度が低下して、骨折しやすくなる疾患です。健康な骨では、新しい骨を作る働き(骨形成)と、骨を壊す働き(骨吸収)を繰り返しています。骨粗鬆症では、このバランスが崩れ、骨を壊す働きが進み、骨を作る働きを上回ってしまうことで起こります。

現在、骨粗鬆症の方は、1590万人と年々増加しています。そのうち医療機関で治療を受けている方は全体の20%程度で、他に病気に比べて、治療の優先順位が低いことがわかります。

当院では、和歌山でも数少ない、骨密度検査(デキサ)を導入しております。精度は高く、骨粗鬆症を診断するために、背骨や太ももの骨で測定を行います。骨粗鬆症の早期発見・早期治療に役立てています。

骨粗鬆症マネージャーとしての役割として、治療を開始するにあたり、しっかり相談・指導するよう心がけています。特に、自己注射の治療を開始される方に対して、一人一人しっかり時間をかけて、注射の手順や注意事項などの指導を行なっています。また、毎月問題なく自己注射ができているか、不安なこと、困っていることはないかなど状況を把握して、関わらせていただいております。

骨粗鬆症は、聞いたことはあるけれど、しっかり早期から治療しないといけない病気だという認知度は低いです。そのため、今の自分の骨の状態はどうなのかを把握して、骨粗鬆症によって起こる二次的な骨折が起こらないよう、予防がとても大切です。予防では、薬剤だけでなくバランスの良い食事や適度な運動もとても重要です。これを機会に少しでも、骨粗鬆症に興味を持って頂けると幸いです。宮整形外科クリニックの骨粗鬆症マネージャーとして、皆様に寄り添い、しっかりサポートできたらと思います。

骨粗鬆症デーで10月20日〜10月末までブルーにライトアップ予定です。