肩・股関節診療|和歌山市秋月の整形外科|MIYA CLINIC 肩/股関節/スポーツ&整形外科

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肩・股関節診療

肩・股関節診療|和歌山市秋月の整形外科|MIYA CLINIC 肩/股関節/スポーツ&整形外科

肩関節診療

肩関節診療

“機能診断” の際たる領域です。
レントゲンやMRIの画像所見は変化しなくても、患者様の症状は日々刻々と変化します。
胸郭(猫背)や肩甲骨をはじめとする姿勢の影響も受けやすく、日頃の肩への負担に大きく左右されます。
1日の中でも、朝一は痛くて動かしにくいけど、徐々に動くようになってくる。
使いすぎると夕方には痛くて上がらなくなってきて、夜にはズキズキ疼く。
などは、肩腱板断裂によくあるエピソードです。
当院では、診察の度にこのようなエピソードを確認し、さらに機能診察で肩の状態を評価します。画像所見でなく、その時々の肩の機能や症状の経過を重視し、ご本人の思いを加味して最適な治療選択肢をご提案いたします。

日常生活や、スポーツ、和歌山で多いみかんや、柿・桃・梅などの農家さん、
一人でも多く、肩で悩まれる患者様の力になりたい、と和歌山の肩を背負う気持ちで診療にあたっております。

五十肩(拘縮肩・凍結肩)

その名前の通り、50歳をすぎた頃から肩に痛みが出現し、動きが悪くなる患者様が多くいらっしゃいます。初期には、夜間疼くような痛みがあり、徐々に可動域が悪くなり腕が挙らなくなったり、背中に手が回せなくなり、着替えや家事、仕事に支障をきたすことが少なくありません。
いわゆる五十肩:肩関節拘縮は、肩関節包と周囲の筋肉・靭帯が硬くなり、動かなくなることが原因です。
治療は、痛みの管理を徹底し、リハビリテーションで硬くなってしまった組織の可動性を回復させます。なかなか治らない(治らないことが予想される)頑固な拘縮には、第5・6神経に対し選択的に麻酔をし痛みを無くした状態で、関節包を剥離する“授動術”をおこなうことで早期に改善に導くことも可能です。

腱板断裂

なかなか治らない“五十肩”の中には、肩関節のインナーマッスルの損傷である“腱板断裂”が隠れていることがあります。腱板が断裂しても、多くの患者様は腕を挙げることはできますが、挙げた手を下す際に痛む・引っかかる、手を伸ばしてモノを取ろうとすると痛む、モノを持ち上げようとすると力が入らないなどの症状が特徴的です。中には自分の力では腕が持ち上がらない方もいらっしゃいます(反対の手で持ち上げると挙がり、挙がればキープできる)。
腱板を構成する組織は50歳前後から徐々に傷みはじめ(変性)、そこに転倒や重たいものを持ち上げた、犬の散歩中に引っ張られた、、など軽微な外力が加わることで断裂します。
治療は、投薬・注射による痛みの管理、適切なリハビリテーション、肩への負担の調整で、保存的に対処できることが大半ですが、日常生活・仕事で肩への負担の調整が難しい、なかなか痛みが取れない、もっとアクティブに肩を使いたいなどの場合は、個々の患者様のご希望に応じて、手術加療(関節鏡視下腱板修復術)で治療を行うことが可能です。

肩関節脱臼

肩関節は、受け皿と骨頭の接触面積が小さい関節であり、可動域が大きい反面、不安定であるという特徴があります。関節を安定させるためにハンモック様に骨頭を保持する靭帯が存在しますが、スポーツ活動や事故などにより靭帯が剥がれてしまい(Bankart損傷)、脱臼を生じます。
一度、靭帯が剥がれてしまうと安静のみでは、うまく治癒せず小さな外力でも簡単に脱臼してしまう反復性肩関節脱臼に、高頻度に移行します。
日常生活動作はおおむね問題なく可能ですが、スポーツ活動、仕事などでアクティブに肩を使う必要がある場合は、関節鏡視下に損傷した靭帯を修復する(関節鏡視下Bankart修復術)が必要になります。

インピンジメント症候群

石灰性腱板炎

上腕二頭筋長頭腱炎

肩峰下滑液包炎

変形性肩関節症

関節唇損傷

肩鎖関節炎

肩鎖関節脱臼

QLS症候群

頚肩腕症候群

胸郭出口症候群

肩甲上神経麻痺(肩甲骨部ガングリオン)

Snapping shoulder

股関節診療

画像状は変形性股関節症末期であるが、痛みは落ち着いている。
または、関節の隙間(軟骨)は保たれているものの、痛みが強く歩けない。
このような症状の方は、日常診療で多く見かけます。
股関節の手術についても、画像所見が悪いから手術が必要であると判断するものではありません。
当院では、患者様の痛みや歩行能力、必要な日常生活動作、趣味など到達したい動作レベルを共有し、“こうありたい”を実現させるため、個々の患者様に最適な治療を提案いたします。

変形性股関節症・臼蓋形成不全

股関節も、肩関節と同じく球関節という、ボールと受け皿から成っています。本来股関節の受け皿は、大腿骨頭を十分に被覆していますが、生まれながらであったり、成長の過程で受け皿が浅く不安定な方がいらっしゃいます(臼蓋形成不全)。この状態で、年齢を重ねるにつれ股関節の軟骨がすり減り、次第に股関節に痛みや運動制限を呈します。歩行開始時の痛みや、長距離歩行での破行(足を引きずる)、しゃがみ込みや立ち仕事が難しく、爪切りや靴下を履く動作、車の乗り降りなどが困難になることがあります。
投薬・注射などの痛みの管理と、適切なリハビリテーションで、負担を調整しながら日常生活を過ごすことは可能ですが、痛みが強く歩けない方、生涯スポーツを楽しみたい方、痛みなく旅行に行きたい方などは、ご希望に応じて人工股関節置換術により痛みのない生活を送っていただくことが可能です。
当院では、筋腱など正常組織を温存した人工股関節置換術を行うことで、術後安静度や姿勢の制限を設けず生活を送っていただくことが可能です。
変形性股関節症に対し、人工股関節置換術を施行し、趣味であった乗馬やクラシックバレエ、スキー、テニス、バドミントンなどのスポーツ活動、東京オリンピックの聖火ランナーなど、ご自身の“こうありたい”を実現させ、人生が豊かになったと喜んでくださる患者様が多くいらっしゃいます。

FAI

SIF

関節唇損傷

滑液包炎

股関節拘縮

骨頭すべり、ペルテス

大腿骨頚部骨折、転子部骨折

梨状筋症候群

仙腸関節炎