自己紹介 角谷整形外科勤務〜現在に至るまで ①|宮整形外科クリニック|和歌山市秋月の整形外科

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自己紹介 角谷整形外科勤務〜現在に至るまで ①|宮整形外科クリニック|和歌山市秋月の整形外科

自己紹介 角谷整形外科勤務〜現在に至るまで ①

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医師として8年目を迎える2017年4月、いよいよ角谷整形外科で整形外科専門医としての勤務が始まります。

ちょうどその頃、日本スポーツ協会(当時、日体協)公認スポーツドクター資格も取得し、

肩関節外科医、股関節外科医、スポーツドクターとして専門的診療に情熱を燃やします。

 

 肩関節外科としては、師と仰ぐ中根Dr.のもと、一症例一症例を大切に、機能を重視した診察、低侵襲かつ正確・丁寧な関節鏡手術、修復困難な腱板断裂患者さんの救いの一手として、2014年ようやく日本に導入された厳格な実施医基準を要するリバース型人工肩関節置換術など、和歌山の肩関節治療の支える一端を担うべく、日本国内の手術見学や海外でのcadaver trainingにも積極的に参加し研鑽に励みます。

おかげさまで、年を重ねるごとに、担当させていただく患者さんは増え、手術件数は年間100例を超え、角谷整形での6年間で経験した肩関節関連の手術は500例を超えます。

 

 股関節診療についても、筋肉・腱・靭帯など正常組織を温存し、通常は側臥位(横向き)で行うことの多い人工股関節手術を仰臥位(仰向け)で行うことにより、より正確なインプラント設置が可能になる、仰臥位・前外側アプローチ人工股関節置換術(Antelo-Lateral Supine THA)を、国内トップサージャンである青森県の弘前記念病院・赤石孝一先生にご指導いただき、和歌山で先駆けて行ってまいりました。

単に、筋・腱・靭帯など、正常組織を温存するだけでなく、患者さんの病態・筋肉の硬さなどに応じて、可動域と安定性のtrade offの関係を重視し、動きは良く・痛みがない・脱臼しない・人工関節であることを忘れる股関節を実現すべく精進してまいりました。

着任当時は年間10例程度であった人工股関節手術も、現在では年間80例を超え、6年間では300例を数えます。術後、バレエや乗馬、テニス、スキーなどスポーツ活動に復帰されもう一度痛みなくスポーツ活動を楽しみたいと夢を叶えられた患者様も多く、僕自身も嬉しく思います。

 

おかげさまで担当させていただく患者さんが増え、ありがたく思うと同時に、角谷整形外科病院という大きな組織の都合上、外来枠に制限があり診察予約が入らなくなる問題が出てきます。。。

 

つづく